冬のお手入れ フットケア編
空気が澄み、寒さが一段と厳しくなる初冬がきました。
陽だまりがことのほか暖かく感じられるこの頃です。
冬はお肌にとってお手入れをする際にも注意が必要な季節です。冬支度の衣替えのようにはいきません。
急激な乾燥と気温の低下を全身で感じ、お肌にも環境の変化による疲れが表れます。
乾燥するとあちらこちらにカサつきを感じますね。
今回は足の裏やかかとのお手入れについてお話をしたいと思います。
足の裏やかかとは他の箇所とは異なり、油分が少ないので潤う力が少なく、また発汗が多い箇所です。その上、全体重がかかり、靴を履いて歩いたり、走ったりしますので、刺激された皮膚は長年にわたり強く、硬くなります。
そして普段のお手入れをついつい怠りがちな箇所でもあります。
特にかかとは、カサつきが酷いと靴下が引っかかってしまったり、更に悪化するとひび割れが起きたりもします。
かかとのケアでよく使用されるのは、「かかと削り」や「軽石」がありますね。
かかとは角質が厚く、丈夫なのでついつい乱暴なケアをしがちですが、強くこすったりするのは逆効果で、かえって硬くなってしまうリスクがあります。
それではどのようなケアがよいのか、お勧めのお手入れ方法を紹介します。
■おすすめのケア方法
ーお手入れは、バスタイムに行いましょうー
STEP:1
はじめに、お湯で石鹼水をつくったフットバスを用意し、そこへ足を浸し、温めながら角質を柔らかくします。そしてあかすり用の布などで(かかとを)軽くこすりましょう。ポイントはこすり過ぎないことです。
STEP:2
つぎに、保湿用の化粧水をつけることをおススメします。カサつきが酷い場合は、更に保湿用のクリームをつけて、通気性のよい木綿の靴下をはいておやすみになるのも良いでしょう。毎日お手入れをすることで、かかとや足の裏の角質は柔らかくなっていきます。
繰り返しになりますが、こすり過ぎ、削り過ぎはかえってかかとが硬くなりやすくなってしまいますので、決して手荒なケアはしないことが大切です。
もしあまりに角質が厚くなり凹凸の表われや、ひび割れの症状が出た場合は、早めに皮膚科医等に相談をするようにしましょう。
今年も残り少なくなってきました。これからの季節は保湿が最も大切になります。
適切なケアで健康でキレイなお肌を守りましょう。
H.U.