季節のお肌のはなし 晩夏
夏の終わりに感じるお肌のこと。
猛暑、高温多湿、熱と紫外線による疲労は感覚としてお肌にあらわれます。
- なんとなくつっぱる
- カサカサする
- 化粧水がしみる
- むずがゆい
- ファンデーションがきれいにつかない
- 疲れた感じがするように見える
- 小じわが目立つ
- 保湿してもしっとり感が続かない
- くすむ、つやがない
このような感覚は、お肌の表面にあらわれる状態とイメージされがちですが、
実際にはお肌の内部にも問題が起こっています。
過酷な夏を乗り越えたばかりのお肌は元気がないのです。特に乾燥は一時的な問題と考えられがちですが、
お肌の内部では様々なことが起こっているので、長期的なケアが大切です。
お肌の内部における、角質層にはバリア機能と保湿機能があります。
ほこりや菌などの外部刺激からお肌を守ってくれたり(バリア機能)、その他にも体温を調節する機能や、熱によって体内の水分が奪われないように乾燥を防いだり、一定の水分と角質細胞を取り巻くセラミド脂質やNMF(天然保湿因子)の働きによりうるおいを保ち(保湿機能)、外部からの情報を取り込むセンサーのような働きをしたりと、角質層は様々な役割を果たしています。
このように角質層の潤いを保つはたらきを補いながら、この季節で健康なお肌を取り戻すスキンケアが大切です。
季節が変わろうとしているこの時期、お肌の内部はボロボロです。気力も体力も減少しています。
お肌は個性的で個人差もあり、体調や環境によって些細な変化を起こします。目に見えて感じるのもお肌の変化です。
日々のスキンケアにおいても、カサつきが気になるところや乾燥しがちなところには重ね付けをしたり、朝と夜とでお手入れに使用するアイテムを使い分けたりする等、お肌や環境に合わせた保湿ケアが大切です。
エイジングが進行する季節、お肌のカレンダーは年末を迎えます。
放置しておくとカレンダーを一気に2年先まで進めてしまうかも。
いつもより保湿力の高いクリームを使用して、お肌のうるおいを補い、内部(角質層まで)も整えてください。
弊社より発売している「エステセラムシリーズ」もお勧めですよ。
H.U