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第11回化粧品産業技術展について

5/18(木)パシフィコ横浜で開催されていた第11回化粧品産業技術展に行ってきました。

コロナウィルスも5月に入ってから、感染症法上の位置づけも変わり、

2年前の第10回よりも人が多かったようです。

前回はタイミング的に行くことができなかったので、約4年ぶりの展示会でした。

 

 

パッケージ・容器の担当なので、容器のことについて書かせていただきます。

原料や中身についてはまた改めて、担当者からブログにUPしてもらおうと思います。

 

 

まず、行って思ったこと。かなり熱気がすごかったです。

そして、人が多い。18日はお天気もよく中日だったせいか、とにかく人が沢山いました。

海外からのお客様や出展も多く、コロナ前と同じくらいの人出かなと感じました。

※後日、サイトを確認したところ、前々回よりも多い来場数でした!

 

 

容器に関しては、新しい形状よりも新しい表現方法(塗装・蒸着・印刷など)や

紙・バイオマス素材を使用した、地球に配慮した製品などが多く紹介されていました。

またレフィル容器などはよりプラスチックを削減したもの、

容量などラインナップも増えており、より提案の幅も広がるのではないかなと感じました。

 

環境に配慮した材質って??

 

個人的に気になった材質としては、まず【生分解性樹脂】です。

サトウキビなど植物から抽出されるデンプンを原料としたバイオマス由来の樹脂で

自然界で生分解するそうです。

説明して頂いたのですが、聞いていて???

現物をみて、こんなにうまく成型することができるのだなと関心してしまいました。

 

チューブの積層部分にクラフト紙を使用した【クラフトチューブ】や

バンブーファイバーを使用した【バンブーチューブ】。

石油由来プラスチックの使用量を約20%削減できるチューブも展示されていました。

バイオマスプラスチック製キャップと合わせて、

食物由来の原料を使用した【ベジタブルオイルインキ】で印刷も可能という話でした。

バイオマスインキまでは追いつけていたのですが、

ベジタブルオイルインキは初めて耳にしたので、もう少し掘り下げて勉強しておこうかと思っています。

 

新しい加工・表現方法は??

 

加工に関しては【和紙塗装】【シトラスピール塗装】【ハンマートーン塗装】

といった加工がされている容器が紹介されていました。

特にハンマートーン塗装は本当に金属板をハンマーで叩いた跡を思わせるような風合いで、

こういう商品で提案したら面白いかな、あのお客様に提案してみたいなと思いながら見ていました。

同じボトルやジャー容器でも塗装・印刷が変わると全く印象が変わってきます。

 

 

金型をイチから興してオリジナルの形で自社製品を作りたい、

差別化したいというお客様ももちろんいらっしゃいます。

ですが、もう少しコストをかけずオリジナルの製品をつくりたいと思っているときには、

色合いを変えたり、付属品を変えたり、加飾方法を少し変えるだけでも、

自社の個性をだすことは可能です。新しく製品を検討している方がいれば、

そういえば、こんな話あったかなと思い出してもらえたら、嬉しいです。

 

 

今回は展示会に行った感想を書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

長かったマスク生活もだいぶ解消され、大手各社が動き始めています。

私自身も、百貨店やドラッグストア・バラエティショップに積極的に足を運び、

ネットでもどういうものが流行っているのかを日々ウォッチしてます。

少しでも皆さんの力になれるよう頑張っていますので、

気になったことはぜひお問い合わせくださいね。

 

 

企画部 Y.I

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