日焼け止めアイテムの選び方
寒さが和らぎ、暖かな春の日差しがうれしい季節となりました。
さて、紫外線が気になり始めるこの季節。
美容の大敵とされる紫外線をカットするためには、UVケア化粧品の使用が欠かせません。
紫外線の強まる春先、本番の夏、あまり強くない冬場であっても
UVケアは1年中意識しておきたいところです。
さて、UVケアの基本となるアイテムは日焼け止めですが、
使用感の異なる剤形や用途に合わせて
SPF・PA値を設定したものなど様々なタイプがありますよね。
お店に行っても何を選べばよいのかわからず、商品棚の前でウロウロ・・・
今回は、日焼け止めアイテムを選ぶポイント、
剤形や特徴を簡単にまとめてみましたので、少しでも商品選びの参考になれば幸いです♪
それでは早速みていきましょう!
日焼け止めアイテム選びのポイントは3つ!!!
紫外線防止効果の度合いが使用目的に合うこと
SPF・PA値が高ければよいというわけではありません。
数値が高いほど紫外線防止効果が高く、塗り直しまでの時間が長くなるといえますが、
そのぶんお肌に負担がかかることもあります。
日焼け止めは、使うシーンに合わせて適切なSPF・PA値を選ぶことが大切です。
SPF・PA値については、以前まとめた記事がありますので、良ければこちらもご覧ください♪
【SPF・PAの違いって知ってる? | 株式会社コア (core-cosme.co.jp)】
https://www.core-cosme.co.jp/column/do-you-know-the-difference-between-spf-and-pa/
安全性が高いこと
高SPF・PA値の日焼け止めは、紫外線吸収剤などお肌の負担になりやすい成分が配合されている場合があります。また、専用クレンジングを使用しないとオフしにくいものも・・・
肌荒れしやすい人は、ノンケミカルのアイテムなど低刺激タイプを選ぶといいかもしれません。最近では、紫外線吸収剤をコーティングして肌に刺激を与えにくくしている商品もあるようです。
使用感触に違和感がないこと
使用頻度が多いものだからこそ、使い心地のよいものを選びましょう。
べたつきやのびの悪さが気になり、規定量よりも少ない量で済ませてしまったりすること
がないようにしましょう。
日焼け止めアイテムの剤形と特徴
日焼け止めは大きく分けて、乳化タイプ(クリームや乳液)、ローション、オイル、ジェルタイプ、エアゾールタイプ、スティックタイプ、シートタイプなどがあります。
それぞれにどのような特徴があるのかみていきましょう♪
乳化タイプ
乳化タイプにはO/W型(Oil in Water)とW/O型(Water in Oil)の2種類があります。
形状としてはクリームや乳液状のものが多くみられます。
O/W型(Oil in Water)
水の中に油が分散しているタイプになります。
外側が水の構造をしているため、みずみずしく、白浮きもなく、使用感に優れています。
ウォータリージェルなどと称されることもあります。
低~高SPFまで幅広い商品があり、デイリーケア(日常使い)におすすめです。
W/O型(Water in Oil)
油の中に水が分散しているタイプになります。
汗をかきやすいアウトドアやスポーツシーンでも効果が持続するように耐水性が高く、高SPF商品に多いのが特徴です。
商品によっては、洗い流しにくいものがありますので、落とし方には注意が必要です。
ちなみに、 “ウォータープルーフ”はW/O型(Water in Oil)の製品になります。
ローション、オイル、ジェルタイプ
のびがよく、さっぱりとした使用感が特徴です。
べたつきが気になる方におすすめのタイプです。
ただ、紫外線カット剤をあまり多く配合できないため、SPF値が中程度以下の商品が多く、アウトドアや屋外でのスポーツシーンにはあまり向いていません。
室内で過ごす日などは、このタイプがいいかもしれませんね。
エアゾールタイプ
スプレーで簡単に塗布できるタイプです。
手の届かない背中などにも塗りやすく、手がべたつかず、持ち運びにも便利です。
夏の高温下での使用場面を考えると、高圧ガス容器からの漏れや破裂の懸念があるので注意しましょう。
スティックタイプ
直接お肌に塗布するので密着性が高いのが特徴です。
耐水性に優れていますが、かためのテクスチャーで塗布時ののびが重いため、鼻や頬など日焼けしやすい部位の部分使用に適しています。
重ね塗り用としても使いやすく、手を汚さずに塗れる点もいいですね!
シートタイプ
不織布からできたシートにおもに乳化タイプ(O/W型)を浸した商品になります。
携帯性や使いやすさ、塗り直しやすさなど利便性に優れており、デイリー用途の商品が多いです。
いかがでしたか?
シーズンや塗る部位、様々なシチュエーションに合わせてアイテムを使い分けること、自分の肌質に合った商品を選ぶことが大切ですよ!
これからの季節、皆さんが白く美しいお肌で過ごせますように♪