季節のお肌のはなし 夏
季節の移り変わりは速いものです。
衣替えは済みましたでしょうか。
衣類は衣替え、しかし、お肌はまだ衣替えができていません。
お肌はいつも季節を後追いしています。
紫外線の最も多い季節は4月・5月とされていますが、
お肌の表面は、紫外線をガードする角質層が整っていません。
この季節のお肌の状態は、冬の厳しい寒さと乾燥を乗り越えたばかりで、
気温と湿度が上がっても、まだお肌の内部では水分が不足し、
角質層がしっかりしていません。
部分的にカサカサして、頬にツッパリ感、
額が小じわっぽい等、お肌は不安定な状態です。
初夏の明るい陽が射し、お花が咲き始め、
新緑の美しい季節、心も明るくおしゃれを楽しめる
そんな季節ですが、 お肌は疲労困憊気味です。
この状態のお肌は紫外線の刺激を直接受けてしまいます。
その為、紫外線予防・対策が一番必要な季節はこの季節です。
お肌を守ることが大切です。
梅雨時は、気温の上昇とともに湿度が高くなり、
お肌の表面はテカリ、ベタつきを感じ始めます。
この時期はどこでもエアコンが稼働し始めるので、環境ががらりと変わります。
そんな中、お肌は保湿機能が低下するにも関わらず、
気温、湿度が上昇するせいで、乾燥感をあまり感じません。
お肌の内部では、保湿成分の生産能力の低下が進み、
角質層は厚く、堅くなっていきます。
そんなお肌にとって危険な時期に、スキンケアの手抜きはダメージ大です。
朝のお手入れに保湿クリームを下地にプラスし、
エアコンによる乾燥からお肌を守りましょう。
さらにUV効果のあるクリームを重ねると効果的です。
特にあごや口の周りの部分(Uゾーン)は過敏なので、
しっかりと保湿をすることをお勧めします。
夏本番に向けて、健康なお肌を維持しましょう。
スキンケアはお肌の未来を作ります。
H.U